職場からの帰路にいわゆる二郎系ラーメンがある。
たぶん人生で一番か二番目に食べているお店だ。
初めて食べた時の感想は「二度と食わん」だったのに好みの変化とはおもしろいものだ。
味覚の変化と言うより好みの変化と言うところがポイントだ。
何の役にも立たないポイントなので集めなくて良い。
昨日退勤後に食べたくなったのだがグッと堪えて
せっかくなら明日、退勤後に食べよう。何故ならそこから２連休だから。あと禁酒１０日も達成するし。
というわけで本日食べてきたのだが、残念な事にあまり感動的な回にはならなかった。
もちろん美味しかったけど。
何度もリピートしているお気に入りのお店のいつものメニューでも、その時々で満足度が微妙に変わることがある。
同じお店の同じメニューでも、作る人によって多少味が変わる事は全く珍しいことでないし、食べる側のコンディションでも満足度は変わると思う。
今日は前者・後者ともにちょっとずつベストじゃなかったかも知れん。
私が今年ついに辿り着いたこのお店の私の正解は
- 麺少なめ
- 野菜マシ
- 背脂マシ
- ニンニク少なめ
- メンマ抜き
である。
世の少なからぬ男子が、麺をあえて減らす事にひっそりと屈辱や敗北感を感じると思うが、もういい歳なんですよね。
本来書こうと思っていた内容にいつ辿り着くんだと思いながら書いている。
タイトルの話をしたいんだ私は。
でもまだ次郎の話だ。
今日は、もやしちょっと多くね？麺ちょっと少なくね？スープちょっと薄くね？だった。
前回が完璧なバランスだったものでそれが少し気になってしまった。
お店様の名誉の為に書いておくが、全くミスなんて範疇の話ではなく、私のドンピシャと比較した場合の私の感じ方というだけだ。
スープについても、もやし多くね？に引っ張られてそう感じただけであって、結果的に全く薄くはなかったと思う。
ここまでが前者の話。
後者は、単純に私の食べたい度が昨日のそれより劣っていたというポンコツっぷりである。
１日我慢したからといって、翌日にはその分の食べたさが増す程人間の体は単純ではないらしい。
ならば更に繰り越して次回のビッグウェーブを座して待てば良かったのだ。
それなのに我慢出来なかった。
不健全な体に宿った貧弱な魂である。
ここからが本題だ。
次郎後にタバコが吸いたくなってしまい、暫し逡巡したのち結局吸ってしまったのだっ！！
不健全な体に宿った極めて貧弱な魂である。
私の喫煙歴は割愛するが、近況としては、長らく吸っていなかったのに１１月に非常に良くないお酒のリバウンドの仕方をしている間に、ヌルッと復活してしまっていたところだった。
そんな状況から、今回の禁酒と合わせて禁煙も再スタートしていたのであった。
吸った１本の吸い殻と残りの煙草は、全てゴミ袋に入れられ、つい先程ごみ収集車に回収されて行った。
もう手元にはない。現在AM4:17。
ただただ意志が弱いと言う話ではあるのだが、意志の弱さを認めた上でどうやってこのアホな身体に我慢させるのかという戦略は現実問題として必要なのだ。
飲みたさについては膨大なデータがある為、それなりの予防策と覚悟の用意がある。
しかし今回の、１０日間特に苦もなく断ち切られていた吸いたさが、二郎後に来るというケースは全く予期していなかった。
だからやられてしまったのだ。
だが学習した。
もう私に隙はない（死ぬほどある）。
かかってこんかい。
なに言ってんだ普通に我慢しろバカ。
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